『Nigami Project 2001』

豊福 亮
Ryo Toyofuku
仁上家
『Works 2001
光を受け止めるための装置』


伊藤 将和
Masakazu Ito
旧大島小学校 2F教室
『たまにでいいよ』

岩崎 龍次
Ryuji Iwasaki
旧大島小学校 グラウンド
『種』

坂本 千弦
Chizuru Sakamoto
旧大島小学校 校長室
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花沢 利剛
Toshitaka Hanazawa
旧大島小学校 3F教室

旧大島小学校は、入り口が体育館へと続く渡り廊下であるため、どうしても来客者が入り
にくい印象を与えてしまうことが気掛かりだった。大島地区参加者が全員で入り口と内装
を修復し、明るい印象を持つように改装するところから、今年のプロジェクトは動き始めた。
テーマカラーはオレンジ色。 それはこれから眩しい光を放とうとする、朝日の色だった。
今回の大島地区のテーマである「共に学ぶ」企画は、様々なワークショップを通じて達成
できたのではないだろうか。5月に行われたピンホールカメラのワークショップでは、地元
の大島中学校の生徒(3学年全員)と共に、カメラの仕組み、光の原理を学んだ。 生徒達
は皆熱心に取り組み、すばらしい作品を残してくれた。初めての試みにもかかわらず、本
当に素敵な作品が出来上がったのは、生徒達の熱心な気持ちが、そのまま印画紙に焼
きつけられたからではないだろうか。 私達の企画を温かく見守り、また協力してくれた学
校関係者各位に感謝したい。今年は中学生3学年の生徒に限定されたが、来年は全学
年を対象とし、 同じ時期にワークショップを数種類用意することで、生徒がワークショップ
の内容から、好きなものを選択できるシステムに発展させていく予定である。昨年から引
き続き、野焼きのワークショップを行った。 昨年よりも参加者が増え、村人との交流が深
まった。焼きあがった作品は、入り口に展示し、訪れた来客の目を楽しませた。火がエネ
ルギーを与え、結晶させたのは作品だけでなく村人との絆なのだ。
学校内に展示された作品群はバラエティーに富み、平面作品や、インスタレーションに加
え、CGを取り入れたものや、映像作品にまで及んだ。中でも注目を集めたのが、岩崎龍
次の作品。 プロジェクト開始以前から大島地区に滞在し、 1ヶ月に及ぶ制作期間の中で
仕事に取り組んだ。彼は彫刻科に在籍するも、木彫、石彫というジャンルに囚われず、様
々な要素を作品に取り得れる。すべての材料を大島村で調達し、形にしていく。現地の人
達の協力から数種にわたる素材が彼の元に集まった。彼はそれら一つ一つをつなぎ合わ
せるように、1台の車へと変化させていった。プロジェクト最終日に完成を迎えた彼の作品
は、 大島村と我々の夢を乗せ、走り出したのだ。 大きな車輪はゆっくりと、が確実に我々
の夢へと向かって回転し始めた。滞在する中で村の人々との交流や、現地からのさ素材
を生かして制作していくスタイルは、まさしく我々が望むこの企画の形となった。

2年目を経て、これからの活動として必要なのは、 我々の学ぶ美術と社会との交流の中
で 、何が生まれてくるのか、そしてその先に何があるのかを確かめたいという欲求なのだ。
我々はその欲求が尽きない限りこのプロジェクトを完遂させていきたいと願う。

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中村 宇之
Takayuki Nakamura
旧大島小学校 2F教室
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小山 久実
Kumi Koyama
旧大島小学校 階段踊り場
『クユラス〔Qyulas〕』

石川 結介
Yusuke Ishikawa
旧大島小学校 3F教室
『Petal』

川端 覚子
Satoko Kawabata
旧大島小学校 保健室
『WORLD#1』

小町谷 圭
Kei Komachiya
旧大島小学校 放送室