『野焼きワークショップ』

本山 ひろ子
Hiroko Motoyama


    
プロジェクトセンター・旧大島小学校 グラウンド
2004/7/17.18 実施

野焼きは今年も行われた。毎年数十名の子供や大人が参加を求めて会場にやってくる。粘土は柔らかく練られており、皆思い思いの形を作る事ができる。ただ手でにぎるだけで形を作る者、教科書に載っている土器を真似て作る者、自分の部屋に合わせた小物を作る者。その考えは様々である。
私たちは作り方を教えるためにこの企画を行っているのではなく、最初のきっかけを与えてみるだけで、あとはそれぞれに任せてみる。ただそこで粘土と向きあう時間を持つことがこのワークショップの目的である。ただ毎回残念なのは、形は作るがそれでおしまいだと思ってしまう者がほとんどであるということだ。野焼きはでんき窯やガス窯などと違い、天候や火の勢いによって違った結果がうまれる。もちろん割れもするし粉々になるものもある。モノが出来上がるその過程を理解し責任をもって手をかけてやれば、どんな結果であろうと納得がいく終わり方ができるのではないかと思っている。来年以降はもう少しその狙いを提示した上で参加を求めていきたいと考えている。