岩崎 龍次
Ryuji Iwasaki

『露天風呂〜ほたるのゆ〜』

新潟   仁上家

2003年より制作してきた、『ほたるのゆ』の足湯の試運転に成功しました。
 足湯ってかたちで湯開いたんですが、村の方が全身入ってくれました。私がこの地(新潟県上越市大島区)に作品展示をしてきて3年目、廃校の理科室に畳を引き、寝泊りし、給食室で自炊しながらの生活の中、風呂があったらなぁとなんと無しに考えていました。
  どうやら、調べてみると、大島区内高原(旧大島村菖蒲高原)に天然の鉄平石が採石できました。村には、鉱泉が2種類、湧き出していました。この地には地域自慢の百万匹のホタルがいました。湯をはる器を作れば風呂になるんだからとやりはじめ、こだわり通して早2年が経ちました。人力にて、地面を40cm掘り下げ、浴槽の穴をさらに掘り下げました。基礎工事に流したコンクリートは約14t、浴槽には鉄平石を敷き詰め、給食室で使用していた、大鍋を利用して洗い場を設置し、元牛小屋の部屋を解体し檜の輪切りを壁一面に貼り付けた脱衣所を露天風呂に付随しました。3m×3m×60cmの浴槽にいれる約5400lのお湯を沸かす設備として、家庭用湯沸かし器を3台可動させ、井戸水くみ上げポンプを利用した、追い炊きシステムも設置しました。全てが、試作無しの実践で行い、地元の業者さんの指導(?お怒り)を受けながら、制作してして参りました。やり始めてこの段階に至るまで多くの業者様に技術協力や地元の方々並びに多くの方々の作業協力があっての、現段階の状況となります。来年度、露天風呂『ほたるのゆ』を完成させ、ホタルを見ながら湯を楽しんで頂けることによって、私の感謝の思いとせせて頂く様、残りの制作に挑もうと思います。1年で完成する予定でした。お風呂、やっと、やっと、今度こそ2006年7月に『ほたるのゆ』は本湯開き致します。
 

『東京出張〜ほたるのゆ〜』

東京   路地裏

現地の雰囲気を想像できる空間づくりと『ほたるのゆ』の宣伝を行う為、耕運機牽引用トレーラーに装備された足湯にて、現場のリアリティーを東京に屋台足湯として運んで参りました。小屋の材料は現地の杉材を使用し、現地の大工さんの加工所で茅葺屋根に合った製材を施しました。茅葺屋根の茅も現地の貴重な茅を使用し、数少ない茅葺職人の指導を受け、現地の葺き方に習い、屋根を制作しました。
ちなみに、耕運機も現地で長年、農耕車として活躍していた車両です。湯沸かし器や追い炊き機能も車両に装備されています。浴槽は杉板が敷き詰められ、杉の香りを楽しみながら、お湯を楽しんで頂きました。東京上野谷中という地域柄、開催した15時〜18時の3日間は多くのお客さんがいらっしゃいました。ペットボトルにお酒を入れ、連日いらっしゃる方、一日に何度も入りに来る子ども達。老若男女問わずご参加いただきました。今後、ご依頼あり次第、どこへでも、お伺い致します。
 
協力業者
あさひ荘
(株)新金谷
コーエイ株式会社
サン工業株式会社
武田板金
東頸生コン株式会社
丸信商会
山岸材木店
山岸モーター商会
大和電建株式会社
ゆきぐに森林組合
 
 
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